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初のANDPAD ONE CONFERENCE 開催に寄せて

この度、わたしたちアンドパッドは「テクノロジーを通して10年後の住宅設計・建築を語ろう。」というテーマで「ANDPAD ONE CONFERENCE」というオンラインカンファレンスを開催いたします。その開催に先立ち、弊社代表取締役社長稲田武夫に本イベントの開催に至った背景や想いについてインタビューを行いました。

稲田武夫
株式会社アンドパッド 代表取締役社長
慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社リクルートにて人事・開発・新規事業開発に従事。
2014年アンドパッド(旧:オクト)設立、「現場監督や職人さんの働くを幸せにしたい」という思いで、建築・ 建設現場の施工管理アプリANDPADを開発。スマートフォンを中心に、利用社数6万社、ユーザー数17万人が利用するシェアNo.1の施工管理アプリに成長。全国の新築・リフォーム・商業建築などの施工現場のIT化に日々向き合っている。Forbes JAPANの「日本の起業家ランキング 2021」にてBEST10に選出。

ANDPAD ONE CONFERENCE とは

――まず今回のカンファレンスはどのような内容なのかご説明頂けますでしょうか?

「テクノロジーを通して10年後の住宅設計・建築を語ろう。」をテーマに、新築とリフォーム・メンテナンスを中心軸とした「HousingTech」の深堀りにチャレンジしました。10年後を見据えて、現場でテクノロジーの実装に取り組む実務者の方々をお招きし、実例の紹介を交えながらディスカッションをいたします。



ANDPAD ONE CONFERENCE 開催への想い

――どのような想いをもって、アンドパッド独自のカンファレンスを開催しようと決断されたのでしょうか?

何よりもANDPADを日々ご利用いただいているお客様・ユーザー様に、少しでも力になりたいという思いが強いです。カンファレンスを構成するそれぞれコンテンツはそうしたお客様・ユーザー様へのアンドパッドからのメッセージを表現しています。

–SPECIAL SESSION–

まず1つは、「SPECIAL SESSION」です。
こちらはANDPADのアーリーアダプターに対する更なるDX探究へのお誘いです。

我々のお客様は、ANDPADを使って現場管理のアプリ化を実現し、デジタル空間に職人様も含めて参加してもらった先に、更なるDX※への挑戦をスタートします。私は日々、一般的に言われるような「建築業界はITが遅れている」という意見は実態を捉えていない周回遅な表現だと感じています。ANDPADのお客様や、ヘビーユースの職人様は、とてもリテラシーも高く、ITに対する要求レベルも高い。そして、DXへの試行錯誤の過程が自社の競争力につながる、と信じてらっしゃるように感じています。

我々ANDPADは、Openなプラットフォームとして、テクノロジー企業、建築技術を備えた企業、そして顧客企業、ユーザである職人が、立場を超えて、テクノロジーの住宅建築への実装について議論できる場を作りたいと考えています。

–ANDPAD SESSION–

そしてもう一つは、「ANDPAD SESSION」です。
こちらはANDPADの導入で苦労されている担当者様・経営者様向けの現場サクセス事例の共有です。

ANDPADは導入を意思決定いただいた日から、一緒にDXをするサクセスパートナーでありたいと思っています。非定型業務であるコミュニケーションをFAXや電話からクラウドに置き換えることだけではなく、定型業務のプロセスの型を一緒に決めることが重要です。ANDPADを使い倒していただくために、様々なサクセス事例を共有し、また、新機能のロードマップをお示ししたいと思っています。

※DX・・・・DX(デジタル・トランスフォーメーション)のこと。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

参考:「DX 推進指標」とそのガイダンス 令和元年 7 月 経済産業省 

ANDPAD ONE CONFERENCEのこだわり

――ご自身としてもたくさんのカンファレンスに登壇されてきている中、他社のカンファレンスと異なる点、こだわっている点があれば教えてください。

総論で終わらず、実践的であることです。10年後を見越して、今どのようなテクノロジーの実装が現場で動いているのか、を探究していきます。また、業務のソフトウェアに閉じずに、あらゆるバリューチェーンに向けたサービスを対象にしていることです。プレカット・木構造・外皮パネルに始まり、IOT/BIMなどあらゆるアプローチから住宅建築をデジタル化していくチャレンジを探求します。

――特にどのような方に「ANDPAD ONE CONFERENCE」ご覧になっていただきたいですか?

住宅建築にポジティブな未来を作っていかれる皆様に見ていただきたいです。

今後のプラン

――今後も継続的に開催していくのでしょうか?今後のプランがあればお教え下さい。

今後もHousingとBuildingをそれぞれ深掘りしていこうと思っています。継続イベントになりますし、業界のテクノロジーの未来を議論する定番イベントの一つになることを期待しています。

株式会社アンドパッド
URLhttps://andpad.co.jp/
代表者代表取締役 稲田武夫
設立2014年9月
本社東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
取材:今井亮介
編集:平賀豊麻
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  3. ANDPAD CUP 完了レポート/大規模ユーザーを巻き込み熱狂を生んだCAINZ×ANDPAD CUP!
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