目次
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.1~】 能登半島における解体工事の現状
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.2~】被災者に寄り添う解体工事で、街に希望を
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.3~】キーパーソン3人が語る、公費解体のリアルな実務とは
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.4~】ANDPADを使う文化が公費解体の品質・スピードを後押し
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.5~】過酷な現場に挑む解体職人。復興にかける思いとは
- 【能登半島地震 復興とDX~Vol.6~】幸せを築く人を、幸せに。復興とDXの挑戦は続く
- ANDPAD ドキュメンタリーMOVIE 「能登半島地震 復興とDX」
- 宗重商店 × 三協フロンテア|「解体工事」と「応急仮設住宅供給」に尽力、復興の兆しをつくり出したキープレイヤー
- 宗重商店|被災地への想いを行動に。能登の復旧を牽引した「対話」と「ANDPAD」~前編~
- 宗重商店|能登で確立した、DXによる「五方良し」災害復旧モデル~後編~
2024年1月1日の石川県 能登半島地震から1年。石川県内では約9万3千棟の住宅が被害を受け、多くの人々が未だ避難生活を余儀なくされています。
「能登半島地震 復興とDX」は、ANDPADを活用しながら能登半島の公費解体に取り組んでいる解体事業者 株式会社宗重商店と、全国から応援に駆けつけた協力解体会社の職人、そして被災者の方々へのインタビューを通して、復興とDXについて考えていくシリーズです。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.1~】 能登半島における解体工事の現状
Vol.1では、被災地の復興における重要な1ステップである「公費解体」に焦点を当て、能登半島における解体工事の現状を解説。
能登半島地震における公費解体は、推計32,410棟の建物の解体を2025年の10月末までに、つまり震災から1年9カ月で解体工事を完了させる目標を立てています。取材にご協力いただいた宗重商店も、公費解体の対象となる現場を毎日100件(2024年12月現在)以上動かし、被災地の迅速な復旧のため解体作業に取り組んでいます。
市町村によって解体の進捗も大きく異なるなか、穴水町のブロック長を担当している宗重商店は、能登半島全体の解体工事を牽引。さらに他地域の志賀町や輪島市の解体工事についても応援に入り、ANDPADを用いた解体工事の管理を行っています。
復興の第一歩となる公費解体が能登半島においてどのような計画で進んでいるのか、そして、復興を妨げているもの、さらに現場では何が起きているのか。データとともに見ていきます。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.2~】被災者に寄り添う解体工事で、街に希望を
Vol.2では、穴水町のブロック長として解体工事を指揮する株式会社宗重商店 代表取締役の宗守重泰さんにお話を伺いました。
同社は公費解体においてもANDPADを積極的に活用しています。協力会社とのやり取りやKY(危険予知)品質のチェック、工事写真や廃棄物記録写真の管理など、あらゆる業務を一元管理することで、効率化を図っています。
宗守さんは、「現場ではANDPADが『最強の武器』になっています。案件の数も膨大で、かつスピード感が求められている状況で、情報管理やコミュニケーションも複雑。ANDPADがなければ、今回の復興がここまで進んでいなかったと断言できます」と語ります。
「この素晴らしい街、素晴らしい自然のある環境を本当に1日でも早く元に戻したい。公費解体のプロジェクトは、私の人生の集大成と言ってもいいと思っています。あらゆるネットワーク、あらゆる経験を活用して、震災復興という難題を乗りこなしていきたい」と話す宗守さんの言葉には、被災地への熱い思いが込められています。
震災があってから、解体工事が軌道に乗るまでにどのような困難があったのか、また解体事業者としてどのような思いで復興に携わっているのかお話を伺いました。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.3~】キーパーソン3人が語る、公費解体のリアルな実務とは
Vol.3では、宗重商店の各キーパーソン3人へ実施したインタビューをお届けします。
公費解体の課題として、膨大な書類作成、三者立会のスムーズな進行、職人のモチベーション維持、支払い管理といった点が挙げられます。
宗重商店では、これらに対応するためにさまざまな工夫を重ねています。当初は手探りの状態だったものの、ANDPADを活用した情報共有を通じて、協力会社との連携など、関係者間でのトラブルを未然に防ぐ取り組みを実施。バックオフィス業務においても、支払い業務や請求業務、アスベスト調査の報告など、ANDPADが重要な役割を担っています。
通常の解体工事と公費解体の違いや、実務者の目線での公費解体について、そして災害時におけるANDPADの価値について、3者それぞれの視点から語っていただきました。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.4~】ANDPADを使う文化が公費解体の品質・スピードを後押し
Vol.4では、現場でのエピソードを交えながら、ANDPADの活用がどのように地域復興を支えているのか、そして災害復興業務にどのような変革をもたらしたのか詳しくお話いただきました。
同社は、これまで紙で行っていた図面の確認や進捗管理をデジタル化することで、復興支援業務のスピードと正確性を大幅に向上させました。特に、公費解体特有の煩雑な書類作成を効率化した点は大きな成果といえます。現場からのリアルタイムな報告をもとに、作業内容や進捗を即座に可視化する仕組みが整い、役所への提出書類も迅速に準備できるように。さらに、現場スタッフや管理者の業務負担を軽減し、手戻り作業を防ぐ仕組みも整備されたことで、復興プロジェクト全体の効率性が向上しました。
さらに、ANDPADに記録が蓄積されることで、被災地から離れた金沢市で平時業務を行う社員たちも、現場で復興に取り組む穴水のチームの様子を常に感じ取ることが可能になりました。こうした記録と共有が社員の想いをつなぎ、復興への意識を高める役割を果たしています。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.5~】過酷な現場に挑む解体職人。復興にかける思いとは
Vol.5では、日々の解体工事を行う協力会社の皆さんに取材を実施し、現場での業務と、被災地の復興にかける思いについてお話を伺いました。
今回の取材を通じて、解体職人たちの真摯な姿勢と復興への強い意志が浮き彫りになりました。過酷で危険な環境にもかかわらず、彼らは常に被災者の心情に寄り添い、細心の注意を払いながら作業を進めています。現場では、被災者と直接接する機会も多く、思い出の品を探し出して家主や周辺住民に届けるといったシーンも見受けられました。解体工事に携わる職人たちが直面するのは、単なる建物の解体だけでなく、大きな被害や生々しい現場とも向き合わなければならない現実です。
そのような中で、ANDPADを通じて、現場の写真や作業進捗がリアルタイムで共有され、作業班の間にスムーズな連携が生まれています。多忙な現場作業の合間でもスムーズに安全対策や状況を把握できる仕組みが、職人たちの負担軽減につながっています。
復興の現場で活躍する職人たちの背中を押し、未来を築く一助となる。それが、ANDPADです。
【能登半島地震 復興とDX~Vol.6~】幸せを築く人を、幸せに。復興とDXの挑戦は続く
ANDPAD ドキュメンタリーMOVIE 「能登半島地震 復興とDX」
データがつなぐ復興の物語
被災地では、今も復興に向けて懸命な取り組みが続いています。
DXはITツールを導入するだけでは進みません。変化を起こすために重要なのは人であり風土です。
金沢市に本社を置く宗重商店は、平時よりTXを進め、デジタルツールを使い工事管理を行うことが当たり前の風土を作ってきました。そして現在、品質とスピード両面から能登半島地震における公費解体を牽引しています。
現場では何が起こったのか。復興を妨げているものとは。
記事と合わせて、ぜひ動画もご覧ください。
※インタビューは2024年8月に実施、情報は当時のものです。
宗重商店 × 三協フロンテア|「解体工事」と「応急仮設住宅供給」に尽力、復興の兆しをつくり出したキープレイヤー
2024年1月1日に発生した能登半島地震から、2年。2025年12月末、石川県より、申請のあった公費解体がすべて完了したとの発表(※)があり、復興は一つの大きな節目を迎えました。
このプロジェクトを支えたのは、解体業界を牽引する宗重商店、そして、現場の生活拠点を構築した「モバイルスペース」と呼ばれるユニットハウスの普及に取り組むパイオニア「三協フロンテア」です。「1日でも早く、被災者の方々の日常を取り戻す」——そんな使命で結ばれた2社は、ともにANDPADを活用して有事を乗り越えてきたという共通点があります。2社がどのように困難を乗り越え、驚異的なスピードで復興の「兆し」をつくりだしたのか、その軌跡をクロストーク形式の記事と動画にまとめました。
また、宗重商店が担当した穴水町は、6市町で唯一、2025年10月末時点で全件の解体を完遂。なぜ圧倒的なスピードと品質を両立できたのか。公費解体プロジェクトのエピローグとして、完了目前の2025年10月に行った取材をもとに、有事におけるDXの本質に迫った内容を各記事で紹介しています。
(※)参照:石川県公費解体の進捗状況(令和7年12月末)https://www.pref.ishikawa.lg.jp/haitai/documents/r80115_kouhikaitai_kisha.pdf
同インタビューでは、公費解体工事を担う宗重商店と、ユニットハウスによる応急仮設住宅供給を担う三協フロンテアの現場を主導してきたキーパーソンにお話を伺いました。
インフラが寸断された過酷な環境下で、宗重商店が全国から集まる職人さんたちの「生活の場」をいかに素早く構築したのか。そして、三協フロンテアの応急仮設住宅が、宿泊施設を超えて職人たちのモチベーションを支え、驚異的な復興スピードの原動力となった背景に迫ります。
また、ANDPADの運用フェーズが異なる両社が、いかにしてANDPADを共通言語として活用し、有事における迅速な意思決定と品質管理を実現したのか。現場を主導した2人のキーパーソンが、ゼロから希望を築き上げた軌跡を紹介しています。
宗重商店|被災地への想いを行動に。能登の復旧を牽引した「対話」と「ANDPAD」~前編~
前編では、プロジェクト完了目前の2025年10月、圧倒的なスピードで穴水町の公費解体を完遂させた宗重商店の「対話」の姿勢を深掘りしています。
全国から集結した最大82班もの協力会社に対し、ANDPADの利用を条件として徹底。デジタルによる徹底した情報共有を行う一方で、被災者一人ひとりの想いを汲み取る対話を何よりも重視されています。
デジタルで「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、対面で心に寄り添う。約1年半で約2,800棟という膨大な解体を成し遂げ、地域との深い信頼関係を築き上げた同社の、DXと人間力の融合モデルを紐解きます。
宗重商店|能登で確立した、DXによる「五方良し」災害復旧モデル~後編~
後編では、今回のプロジェクトを通じて確立された、新たな災害復旧の指針「宗重モデル」をご紹介しています。ANDPADを活用した協力会社への支払期日の厳守や、施工品質に基づく客観的な評価など、元請企業としての誠実な管理体制がいかにチームの一体感を生んだのか。同社の経営管理室室長瀬戸さんが語る「仕組みづくり」の重要性と、代表の宗守さんが掲げる「復旧の先にある、まちの再建」への決意を伝えています。
地域、自治体、被災者、協力会社、社員のすべてに寄り添う「五方良し」の精神。この経験を、将来起こり得る有事、そして平時にも役立てるための知見として次世代へつなぐ、同社の挑戦の集大成をお届けします。
本特集記事、そして動画を通じて、少しでも石川能登の地で奮闘している方々に関心をお持ちいただけたら、そして、また美しい能登が戻って来る未来へ大きな期待をお寄せいただけたらと、切に願っております。
私たちアンドパッドは、石川と能登の復興を応援しています。
みんなのチカラで!



























