ANDPAD AWARD 2021 ユーザー賞インタビュー / ANDPADリーダーユーザーに会いに行ってみた! /「ビルディング ベストアップローダー賞 社外ユーザー部門」全国第1位 編

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森田 充彦氏
株式会社かんでんエンジニアリング 大阪南支店 電力グループ。大学卒業後、2010年新卒入社。現在12年目。変電所内の機器・設備の点検業務、変電所の機器・設備の取り替え工事業務に携わった後、現在は施工管理などの監督業務を担当。



本企画では、「ANDPAD AWARD 2021」の各部門の受賞者に会いに行き、仕事へのこだわりやANDPAD活用術などを教えていただきます。今回は、「ビルディング ベストアップローダー賞 社外ユーザー部門」全国1位を受賞された、株式会社かんでんエンジニアリング 大阪南支店 電力グループ 森田 充彦さんのインタビューをご紹介いたします。

同社は、総合エンジニアリング企業として、電気・空調・情報通信・計装など設備の設計・施工から、設備が長期的に安定稼働をし続けるためのサポート・メンテナンスまで、幅広い事業領域を担い、高度な技術をベースに「提案力」「現場力」「技術力」という3つの力で日々お客様のニーズに応えていらっしゃいます。施工管理としてご活躍されている森田さんに、ANDPADを使うようになってからの業務変化について伺いました。

スペシャリストとして安全第一に業務を遂行

――「ANDPAD AWARD 2021 ビルディング ベストアップローダー賞 社外ユーザー部門」全国1位受賞、おめでとうございます! 受賞について社内や元請企業から反応はございましたか。

森田さん: お陰様で社内でも話題になりまして、ユーザー数も非常に多いなかでの受賞ということで「凄いね!」と言ってもらったり、いろんな方々から声をかけていただきました。今回の取材も大々的な形で掲載していただくとのことでびっくりしています(笑)。施主様からANDPADに招待されてみんな同じように使っているので、今回自分がたまたま担当していた案件での資料アップロード数が多かったというだけだと思います。

施主様にも今回の受賞についてお話ししたところ、「アンドパッドはそんなこともやっているんだ!」と言ってくださって、コミュニケーションのきっかけにもなって助かりました。

株式会社かんでんエンジニアリング 大阪南支店 電力グループ 森田 充彦氏(左)。株式会社アンドパッド カスタマーサクセス部 リーダー 石坂 亮輔(右)

――貴社の強みと特徴についてお伺いできますでしょうか。

森田さん: 当社の強みは、高度な技術をベースに「提案力」「現場力」「技術力」という3つの力でお客様のニーズに応えられるところですね。

「提案力」としては、電力供給設備の構築・保守メンテナンスをベースに、そこから電力を受けて稼働するさまざまな設備も守備範囲とする総合エンジニアリング企業として、幅広い事業領域を生かしながら、それぞれの事業に固有の技術やノウハウを組み合わせ、複合的なソリューションをご提案することができます。お客様がお持ちの設備一つひとつについて、そのライフサイクルをまるごとお任せいただくことで、設備のあらゆる情報を把握することが可能です。

「現場力」においては、関西地方を中心とした地域密着のネットワークを全国規模で張り巡らせています。万が一の事態にも素早く対処するため、お客様からの緊急連絡に備えた体制を構築。トラブルへの迅速な対応以上に、そもそもトラブルを発生させないことを徹底的に重視しています。平時からお客様の設備の状態を継続的に把握している、いわば“設備のホームドクター”的な存在です。

「技術力」については、現場での作業が少しでも安全に、そして効率的に進められるよう、分析・診断技術や工法の改善に向けた研究開発を日々行っています。また、技術を進歩させる研究の貴重なヒントとして現場の声を積極的に取り入れ、研究開発の成果は現場にフィードバックしています。

スペシャリストとしてのスキルが求められる仕事なので、当社は資格取得者に奨励金を出すなど、社員に対する資格取得の支援もしています。仕事に必要な資格もあるので社員の多くが積極的に取得しています。私自身も大規模工事に携われるようになる1級電気工事施工管理技士を取得予定です。

――森田さんの業務内容と、仕事をする上で大事にされていることを教えてください。

森田さん: 電気工事の監督として、施工管理を担当しています。電気は発電所から変電所を経由して各ご家庭に送られますが、その時に変圧器でご家庭で使えるレベルに電圧を落とす必要があります。その変圧器に繋がっている電力ケーブルや制御ケーブルなどの取り替え工事や、変圧器を取り替える工事などを行なっています。当社が商品を持っているわけではないので、取り付けに関してはメーカーさんにお願いしています。

仕事をする上で大事にしていることは、安全面が第一ですね。ご家庭での電気は100ボルトですが、変電所では7万7千ボルトという大きな電気が流れています。なかには50万ボルトの電気が流れているところも。近づくだけでも感電してしまうくらい危険を伴う仕事なので、専用の機器で測定しながら常に細心の注意を払って業務をしています。

――森田さんの普段の一日のお仕事の流れを教えてください。またANDPADをいつ、どのような目的で、1日の業務の中で使っていらっしゃるか教えてください。

森田さん: 京都在住のため2時間ほどかけて通勤しています。出社後、現場の段取りをしたら現場に向かって作業を行います。15時くらいに帰社して、お客様への報告書を作成して提出しています。その際ANDPADにその日撮影した調査の写真をアップします。基本的に大阪府内の案件を担当しており、現場や時期によって業務量は変わるのですが、ちょうど表彰をいただいた対象期間は年度末の繁忙期で、大掛かりな変電所のブロック塀の調査を担当していました。施主様がこのプロジェクトでANDPADを採用してくださったことで、とても便利に日々の報告で利用することができたので、大変ありがたかったです。

資料作成に関しては、1件あたりの作成時間は案件によって異なりますが、簡単に作れるものであれば5〜10分でできるものもありますし、図面作成などが発生する場合は1週間くらいかけて作成するものもあります。

ANDPADを使うようになってからの業務の変化について

――今回、森田さんはゲストユーザーとして元請企業から招待を受けて利用を開始されたため、どうしても運用スタート時は受け身感があったかと思います。ANDPAD導入の際、元請企業からどのような説明がありましたか。そして、ANDPAD運用になってから業務における変化について教えてください。

森田さん: 施主様からANDPAD導入について弊社の工事マネジャーに説明があり、半年くらい経ってから具体的に案件に招待されました。最初は使い方が分からなかったので施主様に使い方を教えてもらいつつ、細かい部分は使用しているうちに徐々に慣れていきました。

以前は、画像データなどの資料はメールでやり取りしていました。1日4箇所くらい現場を回っていましたが、各現場40〜50枚の写真をメールで送る必要があり、多いところだと一箇所で100枚くらい送ることも。メールだと容量の上限があるので、何度も分けて送らなければならず、その分残業時間も多くなってしまいました。データを受け取る側も大変だったと思います。膨大な数になるのが億劫で資料を送らない人もいたり、施主様が紙ベースでやり取りするケースもありました。情報セキュリティの管理が厳格な当社ゆえのエピソードではありますが、容量が大きいデータはメールで送れないため、10年ほど前はディスクに落とし込んでデータのやり取りを行っていました。しかし、当社のセキュリティがかかったディスクが他社では開けず、仕方なく数時間かけて1ファイルずつメールで送り直したこともありました。

ANDPADを使用するようになってからは、資料のPDFをアップすればいいだけなので、施主様も当社も双方の負担がグンと減りましたね。ANDPADなら写真データを100件アップするのも2〜3分でできます。以前は5〜10倍くらい時間がかかっていたと思います。

森田さん: それから、不明な点があればチャットを通じてスピーディーにすぐ解決でき、メールの冒頭文などを打つ手間もなくなりますのでとても効率的です。ANDPADを使うかどうかは施主様によるところがありますが、本来時間を費やすべきところにより時間を使うことができるため、現状ANDPADを使っているなかでは、ネガティブな部分はあまり感じないです。

あとは、通知する人の選定ができるのが便利なのですが、通知のボタンを押すのを忘れてしまうこともあるので、送信前に確認のアラートが上がるようになったり、お知らせを送る人のマイリストなどができるとさらに使いやすくなると思います。

――ご利用いただく中での貴重なご意見ありがとうございます。ちなみに、ANDPADを使っている元請企業と、そうでない元請企業との仕事の仕方の違いは感じますか。

森田さん: やり取りはだいぶ違ってきますね。ANDPADを使っていない施主様の場合は、これまでやってきたやり方ではありますが、メールで対応します。メールですとセキュリティの関係上ファイルを送る際にパスワードを別で送らなければならないので、一度に2通メールを送る必要があります。ANDPADであれば、データをアップするだけでお知らせも表示されるので、1回で完結して非常に効率が良いですよね。

――確かに、外部パートナーとのやり取りでチャットコミュニケーションやクラウドでのデータ共有に慣れてくると、メールでのやり取りで発生するパスワード別送などが、些細なことではあるんですが、地味に負荷を感じますよね。

今後の目標について

――最後に、森田さんの今後の目標を教えてください。

森田さん: 施主様から変電工事を請け負うにあたり、保有資格によって担当できる工事の規模が決まります。1級電気工事施工管理技士とは別で、現場監督者認定級という資格があるのですが、特A級、A級、B級、C級の4段階あるうち、現在私はA級を取得しています。特A級は全ての工事を担当できるので、次は特A級を目指していきたいです。

あとは、ありきたりかもしれないですが、一緒にお仕事をさせていただいているお客様の期待に応えて、「また一緒に仕事がしたい」と思っていただけるような仕事をしたいという信念をもって、これからも頑張っていきたいですね。



森田様、この度は「ANDPAD AWARD」の受賞、おめでとうございます!
最も資料をアップロードいただいたユーザーである森田様に直接インタビューの機会を頂けて大変うれしく存じます。

従来「メール文化」であったという施主様とのやりとりがANDPADの導入によって「クラウド文化」に置き換わる。その転換点には「新しいシステムの操作方法を覚える」という最初のハードルがありますが、それを森田様と施主様は共に越えていき、最終的には業務効率化に繋げられたということで本当に素晴らしいお取り組みだと感じております。

メール文化からANDPADの利用に移行することで業務効率化が実現される、という森田様の先例は多くの企業様にとって協力業者とともにDXを進める上で、大きな勇気となり、後押しになるものと存じます。本当にありがとうございます!

引き続き、皆様のご期待をお応えができるよう、弊社一丸となり機能開発/ご支援を努めて参ります。今後ともよろしくお願いいたします!

株式会社かんでんエンジニアリング
http://www.kanden-eng.co.jp
〒530-6691
大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号
代表取締役:野田正信

取材・編集:平賀豊麻
編集・デザイン:原澤香織
ライター:金井さとこ
デザイン:佐藤茜
カスタマーサクセス:石坂亮輔