ANDPAD HOUSEプロジェクトレポート#04   ロボットを利用して地鎮祭にオンラインで参加してみた

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穀田あずさ
株式会社アンドパッド 社長室
2018年3月に入社し、カスタマーサクセスチームを立ち上げ数多くの導入企業様のご運用を支援。2021年1月からは社長室に異動し、新規プロダクト開発に携わる。

2021年1月、アンドパッドが施主となり実験住宅の設計・施工を通して「数年先に実現する設計・施工のDX」を先行して実証するための産学連携プロジェクト「ANDPAD HOUSE」がスタートしました。本プロジェクトを通して、BIMとANDPADが効果的に設計・施工プロセスのDXに寄与することを検証し、木造建築・住宅におけるBIM活用の効果と知見を深め、共有していくことを目指しています。
プロジェクトの概要はこちら↓
https://lp.andpad.jp/2590/

さて、2021年7月27、お施主様の現場来訪を少なくできるかを検証していく一環としてオンライで実施されたANDPAD HOUSEの地鎮祭。施主役として地鎮祭にオンラインで参加した穀田あずさ(社長室)が地鎮祭を迎えるための準備から参加した上で感じた感想や課題をレポートします。

https://andpad.co.jp/news/442/

施主役として参加することになった初めての家づくり

わたしがANDPADHOUSEプロジェクトに関わることになったのは施主役の社内公募がきっかけでした。
わたし自身、家が好きでアンドパッドに入社したこともあり、初めての家づくりを会社のプロジェクトで経験することができれば自分の家づくりの学びになると思い、立候補をしました。
施主役になってからはもう一人の施主役である彌富と要望を考えたり、提案いただいた内容に意見を出したり、予算的にどこを仕様変更するかを考えたりと、家づくりの楽しさと
大変さを日々実感しています。

地鎮祭会場とロボット

地鎮祭にロボットで参加する、なんてできるのか?

着工が近づいてきた頃、打ち合わせの中で「地鎮祭をオンラインで実施しようと思っている」と聞いた時は、地鎮祭も初めてのことなので、正直全くイメージが湧きませんでした。
ただ、それまでも様々な新しい取り組みを検証してきたプロジェクトだったのでどんな結果になるのだろうかと非常にワクワクしたことを覚えています。

現場でセッティングを行うアンドパッドチーム

ロボットの操作環境ってどんな感じ?

地鎮祭当日を迎えるにあたって事前にロボットの操作説明会が1時間ほどありました。弊社オフィスにロボットを搬入し、施主側はオフィスで、プロジェクトメンバーの皆さんはオンラインで参加いただきながら操作を学びました。
操作自体はWEB画面で見たまま操作ができたので全員比較的すぐに習得していましたが、ロボットの走行は壁との距離感などがオンラインでは掴みづらいため少し操作しづらそうだな
と感じました。
また、接続するために事前準備が必要な機種もあったので、お施主様の年齢層やパソコン操作の習熟度によってどの機種が適しているかは変わってくるように思いました。

なお、結果的に現地会場では整地した地面にベニヤ板を敷き、その上にロボットを並べたため走行はしませんでした。

自宅からの地鎮祭参加

当日、実際に家から地鎮祭に参加してみてどう感じたか

地鎮祭当日は開始1時間前に接続確認とリハーサルを行った後に本番を迎えました。
私が操作していたロボットは神主さんに一番近い位置であったこともあり、お言葉や所作は問題なく確認することができました。また、ロボット間を移動して視点を変更したり、ロボット自体の視点を変えたりできたことは、iPad等で定点で参加することより自由度が高く臨場感がありました。
今回は社内にもZOOMを使って中継されていたので、全国各地からみんなで地鎮祭に参加できたのもとてもよかったのではないかと思います。

地鎮祭の風景

実現していくための課題と可能性

別のロボットで参加していた彌富にも感想を聞いたところ、ロボットの位置が神主さんから少し遠かったこともあり音は聞こえるがお言葉は聞き取れなかった、とのことでしたので、マイクなどを使うなどの対応も必要かもしれません。
また、お辞儀のタイミングなどもオンラインだと周りの様子が見えず戸惑うこともあったためアクションタイミングを記載した資料を用意して事前に流れを説明しておくなどの工夫も検討の余地があると思います。

とはいえ、オンラインで参加していても現地会場との一体感を感じることができればお仕事や体調の影響で現地に赴くことのできない方も家づくりの大きなイベントである地鎮祭に参加できるので、地鎮祭の多様化に期待を持てる結果となったと感じています。
今後の可能性として、移動前提のアバターロボットではなく、椅子等に置き式で視野の移動などができる小型アバターロボット等ならば安価で今回同等の臨場感のある体験ができそうです。

アバターロボット画面

最後に

無事に建築工事がスタートしていますが、施工管理ツールとしてANDPADをフル活用いただいています。
今までカスタマーサクセスとして監督の皆さんや協力業者の皆さんをご支援させていただいてきましたが、このANDPAD HOUSEプロジェクトを通じて、実際の使い勝手はどうなのか、より近い立場で現場のお声を聞きながら引き続き現場課題と向き合っていきたいと思います。

文責:穀田あずさ
編集:平賀豊麻
デザイン:安里和幸