文字サイズ

商品企画や集客に悩む、地域工務店の課題を解決する「チェックハウスプラス」とは?

Instagram6.9万フォロワーを誇るビルダーが、ファンづくりのノウハウを加盟店に伝授

「建築家とつくる提案住宅」のメーカーとして、住宅ブランド「CHECK HOUSE」を展開している株式会社チェックハウス。同社は、「おしゃれも、くらしも、ぜんぶ。」をコンセプトに掲げ、リゾートで味わえる”非日常”を”日常”に取り入れた特別感のあるデザイン住宅を提案している。

特に人気を博しているのが、広々とした敷地に建つ開放感のある平屋住宅だ。お客様が思い描くそれぞれのリゾートのイメージを住宅に表現し、多くの人の心を掴んでいる。さらに、1年中快適な生活が送れる全館空調システムや実用性に優れたオリジナルキッチンの開発など、暮らしやすさへのこだわりも高く評価されている。

また、リゾートを軸にした世界観を発信するSNSでのプロモーション戦略が巧みであることも同社の特徴のひとつだ。デザイン性の高い施工事例を集めたInstagramは大好評で、SNS経由での問い合わせは急増中。同社は、着工待ちのお客様をなるべく減らすために、ANDPADを活用して施工の効率化を図っている。

現在は、同社単体で年間100棟、2018年からスタートした加盟店事業に参画している加盟店全体で年間70棟を受注。加盟店第1号である「チェックハウスプラス 四日市スタジオ」の担当者は、「加盟後すぐに結果が出たことは驚き。建てたあとも長くお施主様とお付き合いができるのも魅力」と語る。

今回は、なぜ多くの人が「チェックハウスで家を建てたい」と思うのか、その魅力を明らかにするべくインタビューを実施。現在同社が力を注いでいる正規加盟店制度「CHECK HOUSE+(チェックハウスプラス)」についても詳しくお話を伺った。

草野 謙輔 氏
株式会社チェックハウス 代表取締役社長
高校卒業後、工場で3年ほど勤務するも「大好きな海に関わる仕事がしたい」と潜水士の道へ。貯水タンクやダム、海中の調査・ブイ交換などに携わった後、父である現会長が創業した同社に入社。不動産仲介、自然住宅の企画・販売を経て、提案住宅ブランド「CHECK HOUSE」を確立。現在は「CHECK HOUSE」を衣食住をカバーするライフスタイルブランドへと育てるべく日々奮闘中。
 
山平晋司氏
株式会社CH BIZ 専務取締役
全国で100店舗を展開するセレクトショップのアパレル店員としてキャリアをスタート。店長を経て、東海のエリアマネージャーに就任。その後、結婚による生活の変化をきっかけに2013年に同社へ転職。営業としてキャリアを積んだ後、現在はグループ会社の株式会社CH BIZにて、 CHECK HOUSE加盟開発事業を中心に幅広い事業に携わっている。

 

INDEX

 

「建てて終わり」ではなく、その先のライフスタイルまで提案

同社は、「BE EMOTION〜毎日、一生、胸躍る家を建てよう〜」を理念に掲げ、リゾートスタイルのデザイン住宅を手がけているハウスメーカーだ。現在は、岐阜県大垣市の本社を拠点に、岐阜・愛知・三重に6つのショールームを展開。自由設計の注文住宅に加え、同社の思想を詰め込んだ規格住宅の販売も手がけている。まずは、現在の「CHECK HOUSE」ブランドがどのようにして構築されていったか、その経緯を伺った。

草野さん: 今から約18年前、当時の私たちは、内装工事業や不動産仲介業を営んでいた小さな会社でした。資金力もありませんでしたが、現会長である父と相談し、家づくりにチャレンジしてみようと、4区画に分割できる土地を何とか仕入れたのです。そこで私は、「せっかくやるのだから自分でも楽しめる仕事がしたい」と、あえて2区画にして、優秀な建築士と組み広々としたモダンな平屋住宅を建てました。

会長にはかなり叱られましたが(笑)、予想以上に反響が良く、すぐに買い手がつきました。次も同じようにデザイン性の高い平屋住宅を一級建築士と共に設計し建てたところ、やはりすぐに売れたのです。この経験をモデルケースとして「リゾート」「平屋」をキーワードにした住宅事業を本格的に始動し、現在のCHECK HOUSE」ブランドを確立していきました。当時からずっと、平屋住宅は私たちの看板商品です。株式会社チェックハウス 代表取締役社長 草野謙輔氏

「売って終わり、建てて終わり」ではないビジネスモデルを確立しているのも、同社の特徴のひとつだ。近年では、同社で自宅を購入したオーナーが利用できる「CHECK HOUSE – OWNER’S CLUB(チェックハウス オーナーズクラブ)」をスタートし、さまざまな特典を用意。同社のこだわりを詰め込んで建てた最先端のリゾート施設での年2回の無料宿泊体験、提携している岐阜県内の一流店での料金割引がその一例だ。対象店舗は、カフェやエステ、インテリアショップ、スイーツショップなどと幅広く、今後もサービス内容の充実化を図っていくという。自然豊かな岐阜県・大野町につくられた「チェックハウス・リゾート・エクスペリエンス・ヴィラ 大野」。約300坪の敷地に建てられたモダンな平屋が連なるゲストハウスだ。チェックハウスで家を建てたオーナーは、この宿泊棟に年2回無料で宿泊できる。

草野さん: お客様は、私たちが提案したライフスタイルに共感して、「一緒に家づくりをしたい」と期待を持って相談に来てくださいます。ですからお客様には、はじめてお会いしたときからお引き渡しまでの間に「思っていたのと違った」とがっかりしてほしくありません。また、理想の住宅が完成したときの感動を、暮らし始めたあともキープしていただきたいと思っています。そのために重要なのがアフターサービスですが、安心・安全な暮らしを守る点検だけでは、お客様に感動を与え続けることはできないと思います。住宅を建てたあとも、最新のトレンドや暮らしを体感できる場、非日常を味わう感動をお客様に提供し、チェックハウスで建てて良かった」と思っていただけるような新しい価値を提供し続けたいと考えています。

 

設計のアウトソーシング・SNS戦略が功を奏し、年間約170棟を受注

現在では、チェックハウス単体で年間約100棟、同社の加盟店全体で年間約70棟を受注。ANDPADを利用して業務効率化を図りながらお客様のニーズに応えることで、同社は過去最高の売上を更新し続けている。ここからは、多くのお客様を惹きつける同社の家づくりの特徴について迫っていく。

まず、ひとつめが設計のアウトソーシングだ。同社は、全国約40社以上の設計事務所と提携をしながら、お客様の理想の家づくりを進めているという。

草野さん: お客様に最も評価していただいているのは、やはりデザイン性の高さだと思います。私たちが設計業務をお願いしているのは、一級建築士資格を保有し、家づくりを熟知している建築家のみ。デザインの引き出しも多く、お客様が考えつかないプランを提案していただくことができています。建築家がお客様と何度も打ち合わせをして、意匠や間取り、仕様を決めていくので、お客様の想いをしっかりと反映できることも魅力のひとつです。経営者になった当初から優秀な建築家の方々とのネットワークづくりには特に力を入れてきました。

経験豊富な建築家に依頼ができるのは、「世界にひとつだけの家を作りたい」と考えるお客様にとって大きな魅力になるだろう。ただ、個人設計事務所に設計を依頼する場合、建築家の作家性を反映しすぎて実用性に欠けた家になってしまったり、チェックハウスの世界観とのズレが生じたりする可能性がある。凝った意匠であればあるほど、施工を請け負う工務店も苦労すると予想されるが、どのように対応しているのだろうか。

山平さん: 他の工務店さんから「設計事務所と組むのは大変ではないか」と聞かれることは多いです。ただ私たちは、まず建築家の方々にしっかりとチェックハウスの世界観をお伝えし、ご理解いただいた方と提携をさせていただいています。私たちもお客様の求めるデザインレベルをしっかりヒアリングして、そこから逸脱していないか、意匠に凝りすぎて実用性・機能性を損なっていないかは必ず確認していますね。株式会社CH BIZ 専務取締役 山平晋司氏

草野さん: 意匠性の高い設計の場合、施工時の納まりが難しくなることはたしかにあります。当社では、これまでお引き渡ししてきた約1,000棟の実績から、注意するポイントを自分たちでまとめて基準書として残しています。こうしたノウハウを建築士に共有したり、設計の勉強会を開催していることもスムーズな施工の実現につながっています。約1,000棟の施工実績からノウハウを結集した「収まり図鑑」。意匠の追求と機能面とのバランスを取るためのガイドラインとなっている。

草野さん: 当社が建築工事を行う場合は、施工をお願いする職人さんも厳選しています。現在は新規での募集は受け付けておらず、紹介のみで技術のある職人さんを確保しています。施工していただいた物件はアフターサービスも担当していただくので、お客様に引き渡したあとまで意識して動ける職人さんでないと依頼するのが難しいのです。

こうしたプロセスを経て出来上がったデザイン性の高い住宅を世の中へと発信していく、SNSをフル活用したマーケティングを実行していることも同社の特徴だ。スタイリッシュな施工事例や実際の居住イメージがつかめるルームツアー動画を集めたInstagramのフォロワー数は、6.8万人(※2023年9月現在)にものぼる。その結果、SNSなどで同社に興味を持ち、問い合わせをしてきたお客様のみを担当できる完全反響型の営業スタイルを実現。設計相談からの契約率は65%(2022年度)と高水準を誇っている。

山平さん: 当社は、今住宅を検討しているお客様のニーズに合う施工事例を豊富に持っているため、Instagramでの検索時に上位表示されることが多いです。SNSを見て当社のファンになってくださったお客様が来店されるので、自然と受注率も上がっているのだと思います。

また、同社は住宅の相談カウンターなどからの送客も多い。魅力的な施工事例の数々を公開し、ブランドをしっかり確立することで、安定した受注を可能にしている。

山平さん: 今はSNSやインターネット上に情報が溢れかえっている時代です。お客様も十分リサーチした上で打ち合わせに臨まれるので、お客様の要望を工務店がコントロールできず、何度も打ち合わせを繰り返すような状態が生まれていると聞きます。その点、当社では、設計のプロフェッショナルである建築家が打ち合わせに入り、お客様の要望を取りまとめた上でブラッシュアップしていきますので、提案に納得していただきやすいです。お客様の悩みを解決へ導いたり、迷っているお客様の背中を押したりできるのも、建築家と一緒に家をつくるメリットだと思います。Instagramのチェックハウス公式アカウント(@checkhouse_official)では、豊富な施工実績を掲載している

SNSでの情報発信力を活かし、躍進を続ける同社。今後はどのように事業展開を展開していくのだろうか。展望を伺った。

草野さん: 今後は「衣食住」をすべてカバーしたライフスタイル関連事業を展開していきたいと考えています。すでに地域の食文化を発信するカフェ、トレンドのファッション・最新の家具を扱うショップの運営もスタートしていますが、これからはオンラインショップなどでの販売にもチャレンジしていきたいですね。

将来的には、この事業で生まれた売上の一部を、地元での植樹活動にあてていきたいと考えています。私たちの本業は、たくさんの木を使う建築業です。地元に少しでも多くの木を植えることで、環境保護にも貢献していきたいと考えています。

 

「チェックハウスの家」を全国に広める正規加盟店制度を構築

リゾートスタイルのデザイン住宅を軸に、「ライフスタイルメーカー」へと進化するべく新しいチャレンジを続ける同社。そんな同社が近年力を入れているもうひとつの事業が、「CHECK HOSE」の家を全国へと広めていく正規加盟店制度「CHECK HOSE+(チェックハウスプラス)」だ。

草野さん: 私たちは岐阜県の大垣市に本社を置いていますので、岐阜・愛知を中心とした東海エリアを主な商圏としています。ただその他のエリアのお客様からも「チェックハウスで家を建てたい」とお問い合わせいただくことが多くありました。そこで、私たちが確立してきた販売体制や設計・施工のノウハウを全国の工務店さんに提供し、チェックハウスの家を全国に広めていきたいと考えました。

「チェックハウスプラス」では、加盟店に代わって本部がSNS広告で集客を行います。また、当社と提携している建築家を派遣して設計もサポートします。施工自体は加盟店になっていただく工務店さんにお願いしますが、当社がこれまで培ってきた施工ノウハウはしっかりと共有します。ブランド構築や設計士の不足など、私たちが悩んできた壁にぶつかっていらっしゃる工務店さんのお役に立ちたいと思っています。

実際に、静岡にチェックハウス加盟店の出店が決まったときには、お客様から「チェックハウスが進出するのを待っていました!」との声が寄せられたという。現在加盟店の数は、全国に7社9拠点。今後5年で40社に増やしていきたいと草野さんは意気込む。

草野さん: 当面は全国40社に限定して加盟店を展開していきたいと考えています。チェックハウスが提案している家づくりに共感できることが大前提ですが、「お客様と長くお付き合いをして、ライフスタイルも提案していく新しい形の工務店になりたい」「地域の様々なプレイヤーと協働して、地元の魅力を発信していくような存在になりたい」「新しい考えを取り入れて地域No.1になりたい」……そんな意欲を持つ企業様を仲間に迎え、全国のファンの方々の期待に応えていきたいと考えています。

山平さん: デザイン性の高い住宅を手がけてきた施工実績が豊富にありますので「社歴が浅くてお客様に施工事例をたくさん見せられない」という工務店さんや、「施工に特化してきたので自社の住宅ブランド立ち上げまで手が回らない」「競合他社との差別化が難しい」と考える工務店さんにはメリットが大きいと思います。また、「設計に長けたスタッフがいない」「マーケティングに強い人材がいない」など、社内の専門職不足に悩む工務店さんの力にもなれると考えています。

山平さん: チェックハウスは、ブランドの世界観が出来上がっているため、加盟店さんのなかには「これまで自社の商品を自信を持って提案できなかった。でもチェックハウスの家なら自信を持ってお客様におすすめできる」と話してくださった方もいました。当社の場合、SNSを通じて当社のファンになってくださるお客様が多いので、加盟店さんが異業種出身者や営業経験が浅い若手を採用した場合でも、提案が進めやすいと思います。実際に当社では、こうしたスタッフが多く活躍し、実績を上げています。

 

加盟店の事業を軌道に乗せるため、万全のサポート体制を用意

では、「チェックハウスプラス」と加盟店契約を結んだ場合、工務店やハウスメーカーにはどんなメリットがあるのだろうか。同社の加盟店開発事業を率いる山平さんは、「差別化」「安定化」「時短」「コスト削減」の4つが実現できると語る。

山平さん: やはりデザイン性の高い住宅を扱えることが一番の「差別化」になります。自社で設計者を抱えてデザイン住宅を手がけている工務店さんも多いですが、自社内ですべてを完結してしまうと発想に新鮮さがなくなったり、デザインのバリエーションが増えない可能性があります。その点「チェックハウスプラス」では、当社以外のデザインも幅広く手がけている外部の建築家と組んで、打ち合わせからプランニング、図面作成、インテリアコーディネートまで行います。チェックハウスプラス和歌山のモデルハウス。

山平さん: 二つ目は「安定化」です。当社では、設計をアウトソーシングすることで経営の安定化を実現しています。受注が減ってきたときに負担になってくる設計部門の人件費もかからないですし、建築士の採用・教育にかかるコストも削減できます。

パース作成を本部でサポートする体制も整えているので、設計士が社内にいなくても、チェックハウスの世界観を表現していただくことは十分可能です。また、施工時の納まりに不安がある場合も、過去の事例を基準書としてまとめているので現場の仕上がりも安定します。

また、SNSからの問い合わせは、各エリアの加盟店に順次振り分けています。見込み客を一定数確保できるのも、経営の「安定化」につながると思います。

山平さん: 三つ目の「時短」には、当社がさまざまな業務を代行することで貢献できると考えています。「広告は本部が全国各地に向けて出稿」「設計は本部が最適な建築家を手配」「第三者機関の検査手配も本部がフォロー」と、万全のサポート体制を整えているので、効率的に営業活動に取り組んでいただけます。

また、本部が世間を驚かせるプロジェクトを実施し、ブランドの価値向上に努めていることもプラスになると思います。例えば、2023年5月にオープンした岐阜県美濃加茂市のショールームも、ライフスタイルカフェを併設したおしゃれなスポットとして注目を集めています。こうしたブランドイメージを工務店さんに利用していただければ、各エリアでブランドを構築していく時間を短縮できるのではないかと考えています。

最後は「コスト削減」です。株式会社CH BIZは、加盟店開発事業だけではなく、加盟店さんの資材購入や規格住宅開発などもサポートしている会社です。私たちのコンセプトは「提案住宅」ですから、住宅のデザインだけではなく、建築資材や設備も私たちが選りすぐったものをお客様に提案させていただいています。標準仕様としている資材の一括購入によって、良い資材を安く供給できる体制を整えていますので、コスト削減の面でも価値を感じていただけると思います。

 

全国の加盟店と連携し、地域の魅力を発信していきたい

三重県にあるArchish Design株式会社は2018年にチェックハウスプラスに加盟。「チェックハウスプラス四日市スタジオ」として事業を展開している。もともと住宅営業経験者2人で立ち上げた会社だったこともあり、営業活動に集中できる環境をフルに活用して、正規加盟店に加盟後、約1年で20棟を受注した。その後も右肩上がりの成長を続け、2020年の売上は前年比1.8倍になったという。四日市スタジオの担当者も、「本部の施工例をそのまま使えるので、お客様も一目で”この家がほしい”と言ってくださり、コミュニケーションがスムーズ。今後も進化するリゾートスタイルを共有し、唯一無二のチェックハウスプラスの家を多くの人に届けていきたい」と語っている。

三重県で、“チェックハウス”の家を届けている、チェックハウス プラス四日市スタジオ。

山平さん: 当社のSNSを見て、加盟店を訪問したお客様がギャップを感じないように、モデルハウスや事務所の設計も当社でサポートしています。チェックハウスの住宅をモデルルームとして建てて集客に利用し、最終的に販売するようなケースもありますね。もちろん、個々の事業計画は企業様の経営状況に沿って一緒に考えさせていただきます。

チェックハウスプラス浜松のモデルルーム。

山平さん: また、本部と加盟店の接客体験に差が生まれないように、加盟店の方々に当社の接客を体験していただくコンセプトスペースを設ける計画も進んでいます。加盟店での営業研修もしっかり行いますが、当社のハウジングアドバイザーに同行して、営業活動の流れを一通り実地で学ぶことも可能です。新規接客や設計相談といった各フェーズを経験し、自社に持ち帰っていただくこともできます。

チェックハウス本体でも新しいチャレンジを続けながら、工務店に寄り添った加盟店制度・サポート体制をしっかりと整えている同社。最後に、チェックハウスプラスの加盟店が全国へと広がっていった先に、草野さんが見据えている「未来」について伺った。

草野さん: 5年後には、体験型ヴィラのような宿泊施設を運営していきたいと考えています。ゆくゆくは、チェックハウス流のリゾートライフが堪能できる場所を全国で10拠点ほど運営し、チェックハウスのオーナー様が優先的に宿泊ができるような仕組みをつくっていきたいと思っています。

いずれは全国の加盟店さんにも、この施設の運営・管理に参加していただけたら嬉しいですね。人と人とのつながりや新しいビジネスが生まれていく、その地域の活力となるような施設を全国につくっていくのが、私の思い描くビジョンです。私たちの活動に興味を持たれた方、私たちの想いに共感していただける方がいらっしゃったら、ぜひ一度お話させていただければと思います。

住宅を建てる前から建てた後まで、お客様に新鮮な驚きや感動を与え続けている同社。その感動体験を全国へと広げるべくスタートしたのが、正規加盟店制度「チェックハウスプラス」だ。「チェックハウスプラス」は、ブランディングや集客力、人手不足に悩む地域工務店の課題を解決する画期的な仕組みになっている。自信を持って販売できる家をつくり、地域のにぎわいを生み出していきたい方は、ぜひ一度問い合わせをしてみてほしい。

株式会社チェックハウス
URLhttps://www.checkhouse.net/
代表者代表取締役社長 草野謙輔
設立1989年
本社岐阜県大垣市中ノ江2-35-1
取材・編集: 平賀豊麻
編集:市川貴啓
執筆:保科美里
デザイン: 安里和幸
リンクをコピー
Facebook
Twitter
  1. ホーム
  2. 住宅
  3. 株式会社ホリエ|若手人材が集まり活躍する地方工務店の成長戦略~前編~
  1. ホーム
  2. 住宅
  3. 株式会社ホリエ|若手人材が集まり活躍する地方工務店の成長戦略~前編~