大阪ガスネットワークの指定工事店として、ガス工事やリフォーム事業を手がける株式会社エネルギーステーション。「社内でANDPADへのログインを呼び掛けたいので、ポスターをいただけませんか?」──2025年の春、同社の施工部に所属する花澤誉さんから、アンドパッドに問い合わせが届いた。
元請けである大阪ガスネットワークの招待を受けてANDPADを導入したものの、「毎日のログインをどう定着させるか」という課題に直面していた花澤さん。そんな現場発の小さなアイデアに私たちは深く共感し、ログインを促すポスターを制作。お渡ししたところ、早速現場で活用してくださっているという。
そして今回の取材では、このポスター制作の経緯や現場での活用の様子、そして今後のANDPAD活用に向けた意気込みなどを、花澤さんの上司である前原真二さん、元請けである大阪ガスネットワーク株式会社 萱野由樹さんの同席のもと伺った。ANDPADを導入したばかりで悩んでいる企業にとっても、花澤さんの主体的な取り組みは背中を押すヒントになるはずだ。
記事の最後には、今回の事例でご紹介したポスターのダウンロードリンクも用意しています。ぜひ、貴社のANDPAD運用促進にご活用ください。
地域に根ざし、「安心・安全」を支えるエネルギーステーション
大阪ガスネットワークの指定工事店として、長きにわたり地域に根差したサービスを提供している株式会社エネルギーステーション。ガス給湯器の交換をはじめとするガス工事を主流としながら、水回りリフォームや修理業務、アフターケアまで、お客様の暮らしに関わる幅広い業務に対応しており、大阪ガスのサービスショップとしての顔も持つ。グループ全体で従業員数550名、年間売上高220億円を誇り、大阪ガスのサービスショップの中でもトップクラスの規模と実績を誇る。

エネルギーステーション北神戸店。ガスコンロ等の各種製品を展示している。
創業から半世紀以上にわたり培ってきた地域のお客様との信頼関係が強固にある。その信頼関係に貢献しているのは、同社の強みとも言える圧倒的な「スピード」であると施工部の前原さんは語る。
前原さん(エネルギーステーション): 給湯器の故障など緊急性の高い依頼には、お客様から「今すぐに来てほしい」と連絡があれば、営業担当を通じて施工担当のメンバーが夜間でも駆けつけられる体制を整えています。社内に給湯器の在庫を確保しているので、何時であろうが、冬場の真っ暗闇の中であろうが駆けつけて作業しますよ。
北神戸店には協力会社さんを含めて施工者が8名いるのですが、緊急性の高い依頼があれば、持っている仕事を終えた人が現場に向かうように連携して動いています。

株式会社エネルギーステーション北神戸店 施工部 前原 真二さん
スピーディーで丁寧な対応、何時であろうが現場に駆けつけてくれるという安心が地域の方々からの信頼を厚くしている。施工部で実際にお客様と日々接している前原さんは、お仕事のやりがいについて次のように語る。
前原さん(エネルギーステーション): お客様に喜んでもらえることが一番のやりがいになっています。自分たちの仕事によって安心安全にガスを使っていただけるということに、誇りを持っています。
今回のポスター掲示の取り組みの発起人である、花澤さんにも話を伺った。入社当初は営業職に従事し、10年以上の営業経験を経て施工部に異動したという経歴の持ち主だ。現場で施工をしながらお客様と接するなかで、営業のときとは違ったやりがいを感じると話す。
花澤さん(エネルギーステーション): 営業を12〜13年間やっていましたが、リフォーム関係の業務に携わる中で施工に興味を持ち、前原さんに引っ張ってもらい施工部へ異動しました。ガスは生活に直結する部分ですので、特に冬場、給湯器が止まってお湯が出ずに困っているお客様の元へ駆けつけて、修理を終えてお湯が出たときのお客様のホッとした笑顔を見たときは嬉しいですね。

株式会社エネルギーステーション北神戸店 施工部 花澤 誉さん
元請けからの期待に応える。現場発のログイン定着に向けたポスター活用
エネルギーステーションでは、大阪ガスネットワークからの招待のもと、2024年にANDPADを導入。しかし、社内への周知とログインの習慣化がなかなか進まないでいた。こうした状況下で、大阪ガスネットワークはANDPADを積極的に利用する指定工事店を評価・表彰する制度を2025年4月から新たにスタートさせた。
萱野さん(大阪ガスネットワーク): 指定工事店さんのANDPAD利用を評価・表彰させていただく制度を2025年から始めました。その中で、「ANDPADの活用度」としてログインの回数を指標の一つにし、各社さんにアナウンスしています。まずはログインを習慣化していただくことでシステムに触れ、新しいツールへの抵抗感をなくしてもらうことが第一の目的です。

大阪ガスネットワーク株式会社 兵庫事業部 設備技術チーム 設備施工グループ 萱野 由樹さん。指定工事店へのANDPADの運用促進を担っており、今回取材に同席いただいた。
花澤さんは施工業務とあわせて北神戸店内での施策の推進役を担っている。そのためANDPADのログインを促進し、元請けからの期待に応えるためにできることはないかと取り組んだ。
花澤さん(エネルギーステーション): まず、手書きのチェックリストを作成し、ログインしたら表にチェックをつけてもらうようにしました。しかし、それでもログインを忘れてしまう人がいたため、視覚的にANDPADの存在を思い出させるようなものがあればいいなと。すでにそういったポスターがあるのではないかと思い、軽い気持ちでアンドパッドさんへ問い合わせをしました。
アンドパッドからはポスターデザインを制作し、データでエネルギーステーションへお送りした。花澤さんが社内のプリンターで印刷し、現場で活用しているという。実際にポスターを掲示している場所を見学させてもらった。

花澤さん(エネルギーステーション): 現場に出る前に必ず立ち寄る自社の資材置き場や、施工部の部屋のドアなど、目のつくところに複数枚貼っています。真っ赤なデザインだから目に入るし、注意を引く色だからいいですよね。「ANDPADから一日をスタート!」というさりげない一言も気に入っています。
手書きのチェックリストも継続して運用しており、ポスターはログインを忘れないためのリマインダーとして活用させてもらっています。当然、これだけで一気にログイン率が向上するわけではありませんが、社内の意識付けには一役買っていると感じています。

この現場発の取り組みを、元請けである大阪ガスネットワークでANDPADの推進を担う萱野さんはどのように評価しているのだろうか。
萱野さん(大阪ガスネットワーク): 新しいツールを導入するとどうしても抵抗感を持ちやすいというのは、正直なところだと思います。紙での運用が続いてきた中で、デジタルへの移行はハードルがすごく高いはずです。その中で、花澤さんのような施工者の方がきっかけとなって自社を良くしていこうというような、自発的な取り組みに動き出してくれたのはすごくありがたいことだと感じています。

現場の小さな一歩から。元請けと描くANDPAD活用に向けたロードマップ
現在はログインの定着を目標としているエネルギーステーション。元請けである大阪ガスネットワークの萱野さんは、その先の展望を描いている。
萱野さん(大阪ガスネットワーク): 将来的には、指定工事店さんにANDPADで写真のアップと検査報告書の作成を行っていただけるようにしたいと考えています。ANDPADを活用して図面や資料のやり取りをすべてデジタル化し、ペーパーレス化を実現することが将来の展望です。
大阪ガスネットワークの描くロードマップに対し、エネルギーステーション側も次のステップへの意欲を見せている。
前原さん(エネルギーステーション): 萱野さんがおっしゃったように、ログインの徹底に加えて、今後は案件情報の確認など、ANDPADの活用を深めていかなければいけないと考えています。そのためにも、社内勉強会を実施し、全員でANDPADの活用に取り組んでいく予定です。

花澤さんの一通の問い合わせから始まった今回のポスター制作は、会社全体でDXを推進するための一歩となった。みなさんの会社の中でも「ログイン忘れ」や「運用定着」に課題を感じているなら、まずはリマインダーとして、目に入る場所へのポスター設置から始めてみてはいかがだろうか。
<ANDPAD ONE編集部より>
ログインリマインドポスターをあなたの現場でもご活用ください!
花澤さんからのお問い合わせをきっかけに制作したポスターを、以下よりダウンロードいただけます。印刷して現場の目立つ場所へ掲示するなど、ぜひご活用ください。
| URL | https://network.osakagas.co.jp/ |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 村田 稔 |
| 設立 | 2021年 |
| 本社 | 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 |
| URL | https://www.enesta.jp/ |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 米田 豊一 |
| 設立 | 1979年 |
| 本社 | 兵庫県尼崎市東園田町6丁目79番地-5 |















